アイコス発がん性物質10倍はデマ?最新情報とは

タバコを吸った気になれるのに一般的なタバコよりも身体への害がはるかに少ないことからアイコスに移行する人が急増し、2015年9月に発売以来、ずっと品薄状態のアイコス。

ですが、そんなアイコスの人気を脅かす情報が入ってきました!

高濃度の発がん性物質を含んでいた?10倍?

2017年6月に、アイコスは紙巻きタバコより「高濃度発がん性物質」を含んでいることが発表され話題になりました。

さらに、「アイコスの発がん性は紙巻きタバコの10倍の高濃度」という情報まで流れるようになりました。果たしてこの情報は本当なのでしょうか?

この情報について調査した結果を書いていきたいと思います。

アイコスの仕組み

まずはアイコスの仕組みからおさらいしていきましょう。

本体長さ約10センチ、太さは万年筆ぐらいです。この本体の中に専用ヒートスティック、加熱ブレード、バッテリー、吸い口などが一列に並んでいます。

専用のヒートスティックは、中に練り物状のタバコの葉が入っていて、これを加熱ブレードで高温にすることで、タバコの葉に含まれる水分が水蒸気化し、その水蒸気を吸い込むというのがアイコスの仕組みです。

紙巻きタバコの場合

今までの一般的な紙巻きたばこは、タバコの葉を紙で巻き、タバコの葉に火をつけ、フィルターを通してその煙を吸うという物でした。中にはフィルターがないものもあります。

一般的なタバコによる身体への害はとても有名で、発がん性物質が非常に高く、肺ガンや喉頭ガンなど、ガンの原因になるとされてきました。

その原因となる主な三つの物質については

  • ニコチン

血管を細くしてしまう作用があります。手足の先など毛細血管にはかなりのダメージです。

その為、手足の先に十分血液が送れず、冷え性になることも。冷え性の方はニコチンを断つことで症状が和らいだりします。

しかしニコチンには習慣性、依存性があります。この二つのせいで禁煙がつらく感じてしまいます。

  • タール

ヤニ(脂)のことです。煙として立ち昇り、壁などを茶色くしたり、歯について黄ばませたり、肺を黒くしたりするのがタールです。

このタールの中に無数の化学物質、有害物質が含まれているとされています。

  • 一酸化炭素

タバコの葉や巻いている紙が不完全燃焼になることで発生します。

体内では酸素に結びついてしまい、ヘモグロビンが酸素を全身に運ぶのを邪魔してしまいます。これによるトラブルはたくさんありますがひとつ挙げると、全身の老化です。

肌の老化により、非喫煙者より喫煙者のほうが見た目が老けて見えるという研究結果もでています。

これら三つの物質はタバコの三大有害物質とされています。

健康を考えると禁煙するのが一番ですがそう簡単に禁煙できないのが現実です。

体のことを考えてアイコスに移行した方の中には発がん性物質10倍というニュースを見て、紙巻きタバコに戻したという方までいます。

なぜこのような情報が流れたのか?

日本のメディアサイトでは、海外の情報が翻訳され、拡散されたものでした。

こういった情報は、その情報源の信ぴょう性が重要になりますね。果たして本当なのか、それともデマなのか。

情報源を調べてみたところ、アメリカの研究機関が発表したものに行き着きました。

アメリカの医学者達によるジャーナルサイトで、様々な医学文献が投稿されるところです。

そこで投稿された一つに、このアイコスに関するものがありました。

それをアメリカのロイター誌がピックアップしてさらにそのロイター誌の情報を日本のとあるメディアが翻訳して拡散したということです。

まるで伝言ゲームです。最後の人までしっかり伝わるのって意外と難しいものです。

そう考えると日本で広まっている!この情報はあまり信ぴょう性のないもののように感じてきます。

ロイター誌の記事について

さて、ロイター誌にはなんと書いてあったのか気になりますね。

ロイター誌では「燃やさず加熱するタバコであっても、発がん性のある化学物質を放出している」というタイトルの記事を配信していました。

この中で、スペイン・ルベン大の博士

「加熱式タバコには、一酸化炭素・多環式芳香族炭化水素・揮発性有機化合物などの有害物質が含まれていて、一般的なタバコよりも、よりいっそう多いものもある」

「化学物質の中には、量が少ないからといって安全とは限らないものもある」

「もっとわかるまで、加熱式タバコの使用は控えるべきだ。健康への長期の影響を判断するにはさらなる研究が必要だ。」

と述べていました。

ここまで調べて、アイコスは一般的なタバコに比べて、健康への被害がはずでは?だからこんなにも人気が出ているのではないのか?

ロイター誌の記事に対してアイコス側はどのような反応をとっているのか気になりました。

発がん性物質10倍に対してアイコス側の反応は?

アイコスの製造元であるフィリップモリス社がこの件についてどう回答しているのかを調べました。

まず、フィリップモリス社はアイコスについて「ニコチンなどの有害物質はどれも90%は削減されている」と発表していました。

ですが、具体的な数値や検査結果など公表していませんでした。

具体的に数値が出ていなくても、紙巻きタバコによる身体的な害が広まっている中、有害物質90%カットしたうえ、たばこを吸った気になれるんですから人気が出ないわけないですよね。

安心してアイコスを利用していた方々にとって、今回のニュースはとても衝撃だったことでしょう。ネットではこのニュースで炎上するほどでした。

さて、このニュースを受け、フィリップモリス社は、以下のように述べています。

「様々な科学者が製品を分析し始めているので、異なる方法論が適用されていることは驚くことではありません。」

と述べたうえで、この調査結果が様々な観点から間違っていると述べています。

さらにもっと厳密に研究調査をして欲しいとも述べています。

フィリップモリス社が有害物質の削減について具体的な数値を公表していないので「有害物質90%削減」ということを疑っている方も少なからずいると思います。

アイコスへの懸念が出されると、それに飛びついて煽り立てるような人もいます。

その内容を見てみると、IQOS、PloomTECH(プルームテック)、Vape(ベイプ)電子タバコを一緒にして語っていることが多かったです。

アイコス「発がん性物質10倍」の真実

アイコスには発がん性物質が紙巻きタバコの10倍含まれている。と、書いてあるサイトでは、Vepe(ベイプ)でのホルムアルデヒドの話をIQOSとVepe(ベイプ)の区別をせずにしているものでしょう。

「一般的なタバコの10倍の有害物質が入っている」の有害物質とはホルムアルデヒドのことでアイコスの話ではないのです!

2014年厚生労働省の専門委員会で「国内で入手したニコチンを含まない3製品の上記を調べたところ、2製品からホルムアルデヒドが大量に検出された。そのうちのひとつは紙巻きタバコの煙の10倍以上の数値だった。」と報告しています。

IQOS,PloomTECHは仕組みがとても似ていて、どちらも有害物質の削減を謳っています。

よってホルムアルデヒドが検出されたのは電子タバコとVepeだと考えられます。

電子タバコとVepe(ベイプ)について

こちらの二つはどちらもリキッドという液体を水蒸気化し、それを吸い込む仕組みになっています。

このリキッドにはたくさんの種類があり、ニコチンを含んでいないと謳っていながらニコチンが入っている製品が見つかったり、成分表示がされておらず、何が使われているかさえ分からないのもまであるのです。

まとめ

アイコス利用者を戸惑わせたニュースでしたが、詳しく調べてみたところ、「アイコス発がん性物質10倍」というのはデマ!という結果に至りました。

紙巻きタバコよりも全体的に平均して有害物質の濃度は低いことがわかりましたので、このニュースのせいで紙巻きタバコに戻してしまったという方は安心してアイコスに戻してください。

健康のことを一番に考えると、やはり禁煙するのが一番ですが、なかなかうまくいかないものです。無理せず自分のペースで体を大切にしていきましょう。

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